ホンモノとプロフェッショナルの違い
08/08

最近、「ホンモノになろう」とか「ホンモノを目指そう」というような言葉が目に入ってきて、「ホンモノってなんだろう?」と考えていたんですね。
で、FBでこんな投稿をしたんですよ。
この投稿をしたあと、ありがたいことに、「ホンモノ」と「プロフェッショナル」の違いを言語化する機会をいただいたのですが、特に起業初期では「ホンモノ」「プロフェッショナル」を混同して考えがちだなと気づいたので、今日はそれぞれの違いについて書いてみます。
プロフェッショナルとは?
まず、「プロフェッショナル」というのは、ある分野に精通してそこを極めた職人のような人のことを言うと思うんですね。
余談ですが、私はNHKの「プロフェッショナル」という番組が大好きです^^
辞書では、
プロフェッショナル・・・本職とすること。職業的。プロ。
起業初期で「プロフェッショナル」になるには、一部の方を除いて、経験が足りないことがほとんどです。
起業したてなのだから当たり前ですね。
ホンモノとは?
では、「ホンモノ」は?というと、、、
辞書では、
1 にせものや作りものでない、本当のもの。また、本当のこと。
2 見せかけでなく実質を備えていること。本格的であること。
これはあくまでも私の中での定義ですが、
お客様のニーズに対して、求められた以上(期待以上)のものを提供し、お客様の満足度が高い商品やサービス、人のことを「ホンモノ」だと認識しています。
FBの投稿で「スキルや知識よりも、『人』」と書いたのですが、どういうことかというと、
例えば、レストランに食事に行ったとき、
こちらが思う以上の接客をしてもらったら、「おぉ〜!素晴らしい!」って感動しますよね?
そのウェイター(ウェイトレス)さんは「ホンモノ」だと思うわけです。
なにかトラブルや不都合があったときに、どういう対応をしてもらえるかで、気持ちの持ち方が変わることってよくありますよね?
声のかけ方ひとつで、腹が立つこともあれば、嬉しい気持ちになることもあるわけです。
それというのは、その人自身が
- 満たされている(幸せ)かどうか
- 感謝ができる人かどうか
- 相手の立場にたてるかどうか
が対応にあらわれると思うんです。
だから、「ホンモノ」というのは、「人としてのあり方」なのだと思ったんですね。
起業初期でも「ホンモノ」になれる
起業初期は、業界の「すごい人」「売れている人」と自分を比較して、私はまだまだだ、全然ダメだ、というふうに自分のセルフイメージをさげがちです。
(私は今でもコレをやってしまうことがありますが^^;)
ただ、これは「ホンモノ」と「プロフェッショナル」を混同している場合も多いのです。
スキルや知識は「すごい人」にはかなわないかもしれませんが、「人」という点では勝負する必要はないのです。
お客様は、あなたという「人」を選んでくれたのだから、目の前のお客様の求める以上のものを精一杯提供することにチカラを尽くすのみです。
人としてのあり方は、起業しているしていないに関わらず、誰でも整えることができますし、いつからでも変えることができます。
だから、起業初期でも「ホンモノ」になれるわけです。
起業初期の方は、「ホンモノ」から「プロフェッショナル」を目指していけばいいのではないでしょうか^^
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