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ランドセル商戦からみる起業初期シリーズ その1 に続く第2弾です。

 

前回は、早い結果を求めがちということをお伝えしましたが、今回はランドセルの売り方を見てみます。

いろいろ調べてみると、基本的にランドセルの機能に大きな違いはないようです。

まぁ、そもそも私の小学生時代から形自体、ほとんど変化がありません^^;
(もちろん、大きさや軽さ、細かい機能は数十年前とは格段に違いますが)

参考:【ランドセル比較】1980年と2011年モデルを比べてみました ~昔のランドセルは小さかった~

 

じゃあ、価格はどう違うのか?

1985年 23,000円
2005年 31,510円
ランドセル・学習机の価格推移より

2015年では、
低価格だと1~3万円
標準価格が3~5万円
高価格が5~8万円
超高級路線は10万円以上!

もちろん当時の1万円と現在の1万円の価値は異なりますから、一概に高級化しているとは言い難いですが、高級路線が充実しているのは事実です。

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そもそも、機能的な違いがそうないならば、ランドセルの価格の違いはなに?

 

下見に行ったお店の方に伺ったところ、一番の違いは「革の違い」ということでした。

大きくは、軽さを重視した人工皮革か、牛革か、コードバン(馬)かにわかれるようです。

あとは、大量生産タイプか完全なる職人の手作りタイプかのようですね。

 

量販店で売られている標準品は、機械でできるところは機械で。
工房など職人の手作り品は、すべてが人の手で。

という違いがあるようです。

 

「職人手作り」を打ち出していても、どこまでが?というところで価格に反映されている部分もあるようですね。

 

各メーカー、それぞれの良さをどうアピールしていくか?
どの価格帯で販売していくか?

これらは、どういうお客様をターゲットとして考えているか?がすべてですよね。

 

3万円以内で購入しよう!と考えている方たちが、基本的に5万円以上のものしか置いていないお店のランドセルは検討しないでしょうし、逆に絶対に革にこだわりたい!という方には、それぞれの革の違いと魅力をアピールしていく必要があります。

よく言われる「ターゲットを決めよう」というのは、こういうことです。

 

あなたの売っているものを欲しい!と思ってくれる人はどういう人か?

3万円のランドセルを買う人はどういう人か?
10万円のランドセルを買う人はどういう人か?

軽さ重視のランドセルを買う人はどういう人か?
デザイン重視のランドセルを買う人はどういう人か?

自分で購入するのか?
祖父母に購入してもらうのか?

 

ちょっと考えるだけで、どんどん出てきますよね。

こういう考え方を自分の商品にも取り入れると、魅せ方が分かってきます^^

とは言え、私自身も、自分の商品を客観的に見ることは誰でも簡単にできるわけではないと感じています。

 

そういうときは、周りのお客様や、信頼できるアドバイザーに聞いてみることで、自分では思いもよらない意外な魅せ方が見えてくることもありますよ。

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