必ずしも満席だからすごい!わけではない
03/02

起業初期の頃、【満席】や【満員御礼】というタイトルを見て、素直にすごいなーと思っていました。
その時は、【満席にすること】自体が大変ですごいことだと思っていたのです。
もちろん【満席】自体はひとつの視点から見るとすごいことです。
が、「すごい」の判断をするには、少なくとももうひとつの見方が必要です。
それは、、、
その講座が何時間いくらの講座か?ということです。
2時間 3,000円なのか?
2時間 10,000円なのか?
2時間 50,000円なのか?
2時間 100,000円なのか?
そして上記に対して、何人が集まっているのか?
(何人を募集しているのか?)
これにより、そのセミナーやイベントの売上が計算できますね。
2時間 3,000円で、10名集めて満席の場合、売上は 30,000円です。
2時間 50,000円で、 5名集めて満席の場合、売上は 250,000円です。
集めている人数は少なくても後者のほうが8倍以上の売上の差が生まれています。
後者の2時間50,000円の場合、1人しか集まらなかったとしても、2時間3,000円で10名集めたより売上が高いわけです。
こういう書き方をすると、「売上がすべてじゃない」という声が聞こえてきそうですが、ここが見えているかいないかで、【満席】を見てどう思うか?が変わってくるのは間違いないのです。
初期の頃は正直、【満席】表示を見て、「この講座人気なのかな?」「受講してみようかな」と思っていました。
でも今は、【満席】を見て、「この講座何時間いくらで何人募集してるのかな?」ということを調べます。
価格が安い講座なら人が集まるのか?
価格が高い講座に人が集められるのか?
まずここはひとつの判断基準になりますね。
ここで言いたいのは、決して【満席】にする必要がないということではありません。
もちろんすべての方が【満席】を目指しているはずです。
でも、見るべきはそこだけではない!ということです。
売る側が【満席】表示に踊らされていては、販売者側の視点には立てないのです。
・何時間いくらの講座?
・何人集まっているの?
・どういうお客さんが来ているのか?
・どういう集め方(告知)をしているのか?
・それを受講した人のその後は?
・ネット上での評価は?
起業初期の時は、私自身こういう見方ができませんでした。
でも、【満席】ひとつ見ても、自分でで学べるところはたくさんあるのですよね^^
ぜひたくさんの視点で他の人が開催する講座やイベントを見てみてください。
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