起業とは、商品を売ることだけではない
12/10

私が起業しようと思ったとき、かなり軽い気持ちでした。
すでに自宅で少しお仕事をさせていただいていたので、このまま家に居ながら、子供が小さくても仕事ができて、働く場所が限定されないので、旦那さんの転勤があっても大丈夫。
今よりもっとお金がもらえるならいいな。
そんな気持ちだったと思います。
正直、「起業する」ってことがよく分かっていなかった。
起業というのは、サービス提供はもちろん、事務も経理も営業もアフターフォローも、全部全部最初は自分でやらないといけないんですよね。
だから、どこかでがむしゃらにやる時期は必ず存在するはずです。
そもそも空いた時間で・・・というスタンスだと、一定の収入を得ることは結構難しくなります。
私が一番最初に、アメブロのフルカスタマイズを1万円で募集したとき、自分の中では、
1万円×5名=5万円
という計算式がありました。
ちなみに、1案件あたり10時間以上はゆうにかかっていたので、時給は1000円未満でしたね。
今なら実績がなかったことを差し引いても、「1万円ってホント破格すぎる。間違ってるよ・・・。」と当時の私に言うでしょう。
(アメブロフルカスタマイズの相場は5~10万です。)
でも、当時は1万円で5名集めるのさえも難しかったんです。
ほぼ私の事を知っている人がいないにも関わらず、自分で認知を広げなきゃ売れないということを知らなかったんです。
認知を広げるためのブランディングさえも自分でやる必要があるのに、それさえわかっていなかった。
今考えると、結構(いやかなり)痛いなと思うのですが、何もわかってないからこそ軽い気持ちで始められたとも言えます。
こういうふうに起業してから苦労することを起業前に知っていたら、私は間違いなく履歴書持って面接に行っていたでしょう^^;
それでも、私が今、起業というカタチで働いている理由は、「転勤族の夫について行きながら、子育てしながら稼ぐ」というライフスタイルを起業によって実現することができたからです。
女性は、結婚・出産・育児・介護など、生活環境の変化により、柔軟なライフスタイルを求められます。わが家は特に転勤族なので、プラス「引っ越し」というハードルも加わるわけです。
私が住む場所も変わりながら、3人の子育てをしながら、働いて稼げているのは、「起業」というカタチのおかげなんです。
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